一生に一度の結婚式の前撮りは、思い切って海外で!

一生に一度のウェディングフォト

2020年12月18日 11時51分


私自身元々結婚式や披露宴を開いて友達や親戚にお祝いをされること自体に興味がなく、旦那になる予定の彼氏も主役がお嫁さんということもあって、
式を開くかどうかということはすべて私の判断に任せていました。

ただ小さい頃に両親の結婚式の写真を何度か見る機会があって、自分の子供にも同じ経験をするのかと想像すると、
ウェディングフォトとして写真ぐらいは用意した方が良いだろうと思いました。
スタジオによって室内撮影のみや、思い出の場所や好きな場所など野外での撮影もできる所があります。

しかし野外での撮影となりますと気候が安定していないと日程の調節が難しいことから、
室内撮影ができて尚且つ私か彼氏のどちらかの家に近い場所のスタジオを探してみました。
私が決めた場所は創業何十年もの歴史があるフォトスタジオで、室内撮影のみだったもののドレスやタキシードといった衣装や小物が多く揃っています。

また両親でと一緒に撮影することもできることから、最初は相談という形で2人で来店をしました。
ウェディングフォトという形で撮影しますので、衣装の数や写真の枚数、背景の数など予算に合わせて相談し、
ついでにという形でウェディングドレスとタキシードの試着もしました。
体型が太めな私のサイズに合うウェディングドレスはないだろうと半分諦めていましたが、そこはフォトスタジオなのでドレスのファスナーが上がっていなくても、
撮った角度によっては後ろ姿は写らないことから、ファスナー部分をテープで補強すれば誤魔化せることができます。

お蔭で何着か試着をし、純白の丈の長いウェディングドレスと薄いブルーのドレスの2着を選び、彼氏も白のタキシードとグレーのタキシードの2着を選んだことで、
ここのフォトスタジオでの撮影が決定しました。
日程は新居先への引っ越しもあることから、婚姻届を出す前に済ましたいと思っていましたが、ちょうど七五三のシーズンと重なってしまい、
土日と祝日の休みを予約するのは難しいことから、平日に予約をすることにしました。

撮影日を予約をしますとある程度の金額が提示されますが、予算である10万円以内には収まったものの、
手付金としてとりあえず1万円の支払いはしなくてはならないので、その場で手付金のみ支払いました。
後日お互いの両親に伝えてから、予約日にフォトスタジオの待合室にて待ち合わせをしました。
両親にはとくに何も用意はしなくてはいいと伝えたものの、本当に手ぶらで良いのかと不安だったようで、
スタジオにて両親も一緒に撮影するための留袖とタキシードを用意されていたのが分かるとホッとし、安心して両親は着替えていました。

一方、私は試着の段階からドレスが入らなかったので、慌ててダイエットに励んだものの、それでも後ろのファスナーは閉まらないままとなってしまい、
結局はテープで補強することになりました。
そしてドレスに合う小物も用意されるものの、身長差があまりなかったことからヒールを履いてしまうとバランスが悪くなってしまうので、
スリッパで代用しドレスから見えないように誤魔化してしまいました。
ドレスを着てメイクも髪の毛もしっかりとセットし、すでにタキシード姿となった彼氏の所に行きました。

その後、背景が用意されていたスタジオで、カメラマンの指示に合わせながら写真撮影をし、その後に2人の両親が現れて一緒に撮影をします。
ウェディングドレスでの撮影が終わりますと、今後はドレスでの撮影をする為に衣装替えをします。
ドレスでの撮影は両親一緒ではないので、両親たちは早々と自分たちの洋服に着替えてスタッフから頂いたお茶を飲みながら、のんびりとドレスでの撮影を眺めていました。
ドレスでの撮影は、彼氏と2人で撮影するパターンと個人で撮影するパターンがあり、私が撮っていた時は彼氏も両親たちと一緒に眺めていて、
距離があって見えない時には、待合室に撮影している姿を見ることができるモニター画面がありました。

一通り撮影が終わりますと今度は写真をその場で選び、気に入ったものを台紙かアルバムに貼り付けをしたり、データーとして持ち帰ることもできます。
またオプションとして、枚数を多くすることや台紙やアルバムのランクを上げることや色や明るさの修正も可能です。
しかし予算が限られていますので必要な枚数の写真のみ選び、修正もすることなく用意された台紙に挟んでもらいました。
その時選んだ写真の枚数は合計4枚で、サービスとしてスタジオのHPにも期間限定で載せてもらい、一生に一度の記念となりました。